"HORIZONS"

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街中やコンビニで聞こえるキーンという高周波音「モスキート音」の目的とは!?

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皆さんは駅やコンビニの入り口付近で「キーーン」というものすごく高い音を聞いたことがありますか?最近都内を中心に使用される箇所が増えているこの非常に高周波な音は蚊が飛ぶ時に発する音に似ていることから「モスキート音」と呼ばれ、実はお店や駅がある目的で意図的に流しているものなんです!!

 

 

 

「モスキート音」の正体とは?

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キーーンというあの不快な音の正体は、17KHz(キロヘルツ)という高い周波数を持つ高音。そしてこの高音、若者にしか聞こえない音なんです!!通常、人間が聴くことのできる音の周波数は20Hzという低い音から20KHzという高い音までとされていますが、人間は年齢とともに高周波音を聞き取りづらくなるのです。そしてこの17KHzという高音は、平均して24歳以下にしか聞こえない音の周波数になるのだとか。あの不快なモスキート音が聞こえたあなたの耳は、若者の耳を持っていること間違いなし!

実際にこちらのアプリで17KHzの音を聞くことができます

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「モスキート音」を流す目的は??

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この高周波音、若者にしか聞こえないというの特性を活かして、駅やコンビニエンスストアでは若者がたむろするのを防ぐという目的で使われていたんです。その他にも、ファミリーレストランで長時間滞在する若者や万引きへの対策などにもこのモスキート音が用いられてるのだとか。この不快な音、大人には聞こえず影響はないようで、若者であるがゆえに聴こえてしまうというなんとも不思議な特性があったんですね。それをうまく活用した技術が街中の秩序を守るために利用されているということでした。また、若者のたむろ撃退だけでなく、飲食店が集まるようなショッピングモールでは、ネズミを寄せ付けないという目的でもこの高周波音が用いられているようです。

 

「モスキート音」はノーベル賞もの!?

イギリスの実業家ハワード・ステープルトンは、過去に父親が働いていた工場で気分を悪くするほどのノイズ音が聴こえたという経験から、このモスキート音を利用した若者撃退装置を発明しました。この功績が称えられ、彼はノーベル賞に、、、!とはなりませんでしたが、「人々を笑わせ、考えさせてくれた研究」に送られるイグ・ノーベル賞を2006年に受賞しました。一方でこのモスキート音、若者にしか聞こえないという性質を逆に利用して、携帯の着信音などに利用されてしまっているようです。授業中先生には聴こえないこのモスキート音が鳴り響いているなんてことがあるのかもしれません。。。

 

まとめ

今回は街中で耳にする「モスキート音」についてご紹介しました。私はあの音がすごく嫌いで聞こえるたびに耳を覆ってしまうくらい不快に感じてしまいます。いずれ「あれ?最近あの音使われなくなったのかな?」と感じる時が来てしまうと思うと恐ろしいですね。皆さんもあの高音が聞こえた時は「まだ若い!」と自分の耳年齢に自信を持ちましょう!