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まるで万引き!?アマゾンの革命的なコンビニ"Amazon Go"って?

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画像: Amazon.com

大手通販サイトAmazon。みなさんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。今回は、そんなみなさんに馴染みの深いアマゾンが現在アメリカで使用運転している"Amazon Go"と呼ばれるサービスをご紹介します。

 

 

 

"Amazon GO"とは

まず"Amazon Go"というサービスを一言で説明すれば「レジも列もないコンビニ」ということになります。列がない?つまりセルフレジということ?そうであれば理解は簡単ですが、「レジがない」という点がこの"Amazon Go"の特徴。要するに、商品を手にとって、会計をすることなくただお店を出るだけでお買い物ができてしまうんです!していることはまるで万引き、、、果たしてそんなことが本当にできるんでしょうか?

 

"Amazon Go"の仕組み

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画像: Amazon.com

まず利用者はAmazon Goのアプリを使って入店します。あとは利用者が商品を手にとったとき、もしくは商品を棚に戻したとき、商品が自動的にあなたの目に見えないお買い物かごを移動します。ネットショッピングなどにおける「ショッピングカート」に商品を追加したり、削除したりという操作と同じようなことが起きているというイメージでしょうか。そうして手にとった商品が「店を出る」という利用者の行為によって、決済がネット上で完了。こうしてレジを通さずに会計するお買い物が可能になるのです。

 

"Amazon Go"で何が買えるのか

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画像: Amazon.com

先ほどから"Amazon Go"は「レジも列もないコンビニ」とお伝えしていますが、"Amazon Go"で購入できる商品はコンビニに置いてあるような雑誌・日用品・菓子パンといったどこででも手に入る既製品、ではなく、カフェで購入できるようなもの、例えばサラダ・サンドウィッチ・スナックといった食料品が併設されたキッチンで調理されて店頭に並びます。それもそのはずで、"Amazon Go"が誕生した経緯には、朝食やランチ、夕食などどのレストランやコンビニが混雑する時間帯に、レジに並ばずに美味しいフレッシュな食べ物を提供したい、という思いがあるのです。 

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画像: Amazon.com 

Amazonの強みが活かされた"Amazon Go"

どうして通販サイトのアマゾンがこのような実店舗でのビジネスに踏み込んだのでしょうか。それは"Amazon Go"がAmazonの持つ強みを存分に活かした、Amazonにしかできないサービスであったからです。みなさんも一度はアマゾンを利用したことがあると思いますが、Amazonには顧客がどのような商品をネット上で購入しているか、どんな商品を求めているかといった膨大な情報が蓄積されています。ビッグデータと呼ばれるこうした顧客の情報を実店舗で利用することによって、どのようなお客さんがどの程度来店し、どのような商品を購入するかという情報がさらに蓄積されていきます。こうすることで実店舗での商品の仕入れや在庫の管理が効率化するだけでなく、さらに来店した顧客がインターネット通販を閲覧した際に表示する商品なども、よりそのユーザが求めるものに合わせた提案することができます。加えて"Amazon Go"には、車の自動運転などにも応用されているコンピュータビジョン・センサーフュージョン・デェープラーニングといったIT技術が使われており、AIを内蔵したスピーカーなども販売するAmazonのITがこのサービスを可能にしているといっても過言ではないでしょう。そしてなんと言っても、従来ネット通販ではどうしても顧客に提供することができなかった「食料品」をAmazon自らの手で提供することがAmazonの弱みを強化し、言葉通りAmazonで「なんでも買える」ことでお客様を満足させたいというビジョンが見えます。

 

"Amazon Go"がもたらす影響

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画像: Amazon.com

現段階ではアメリカのシアトルでAmazon社員に向けてのみ使用運転されています (2017年8月現在)が、"Amazon Go"の日本進出も遠い未来ではないでしょう。そうなった際に日本のコンビニ業界はこの「レジなしのアマゾンコンビニ」に支配されていくのでしょうか。まず"Amazon Go"の最大のメリットとして「並ばずに軽食が買える」ということが挙げられますが、そのメリットによってビジネス街や観光地といったよくコンビニが混雑するエリアへの大きな進出が予想されます。特にビジネス街においては、お昼時にサラダやサンドウィッチなどのヘルシーなランチを食べたいけれど、カフェはどこも混雑していて仕方なくコンビニでそれらを購入している、なんて女性の方も多いはず。そんな方々のニーズに応えるべくしてまさにこの"Amazon Go"への需要が高まっていると言えるでしょう。そしてビジネスの目を社会人から学生に向けて見れば、大学の食堂なども"Amazon Go"に取って代わるのではないでしょうか。わざわざ混雑している食堂に並び、席が空くのを待たずとも、大学内の"Amazon Go"で買った軽食を教室や広場などの空いたスペースで食べることができるようになるかもしれないですよね。そういった「時間をかけずに軽食」を食べたい人々のニーズを満たす"Amazon Go"は、日本でも大きな社会現象を巻き起こすのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は大手通販サイトアマゾンの新しいサービス"Amazon Go"をご紹介しました。日本進出も遠くないこのサービス、日本にやってきたらぜひ使ってみたいですね。また日本ではアメリカでの店舗とは違った商品が販売されるでしょうし、Amazon製のお弁当やおにぎりを街中で頻繁に見かけるようになるかもしれないですね。首を長くして待ちましょう!

 

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